新北海道スタイル取組事例
宿泊の朝食は小鉢スタイルに
当施設は入浴・宿泊施設ですが、日帰り入浴に関しては町の保養施設という位置付けにあることから、一様に人数制限ができないことが、感染拡大防止という点からは課題であると感じています。そのため、何よりもまずコロナウイルスを持ち込ませない、ということに力点を置いて対策を行っています。
(朝食の際はビニール手袋を着用)
日帰り入浴用、宿泊客用と2箇所の入口がありますが、いずれも手指消毒用のアルコール、自動検温器を設置し、フロントには飛沫感染防止のパーテーションを設けています。なお、宿泊客用の入口に設けた検温器は、お客様の楽しい旅気分を壊さないよう、目立たない小型のサーモグラフィを置いています。また、ルームキーは手渡しせず、紫外線殺菌ボックスに入れ、お客様にお取りいただくようにしています。さらに検温に関しては、入口だけでなくレストラン入口・温泉入口でも改めて行うことで二重にチェックしております。
(レストラン入口にも検温器)
(客室のアルコール消毒)
(客室清掃時には換気)
(フロントのパーテーション)
万が一に備えるため、レストランにおいてはお客様が帰られるたびごとにテーブルクロスを交換し、お使いになった椅子のアルコール消毒を、従来よりも徹底して行っています。客室においても、テーブル・座椅子・ドアなどを念入りに消毒し、窓を開け放っての換気も必ず実施しております。食事の際の感染を防止するため、従来はバイキング方式で提供していた宿泊客の朝食を、個々盛り・小鉢スタイルに変更するとともに、小鉢をとる際にはビニール手袋をご使用いただくよう、お願いしています。感染リスクの低減を考えて、ランチの通常営業を休止するとともに、大人数での宴会もお断りしているところです。
(ルームキーは紫外線消毒)
(サーモグラフィーの検温器)
(入浴用入口の検温器)
出勤時に非接触の体温計で検温を行い、その日の体調とともに健康チェック表に記入しています。健康チェック表は従前から使用してきたものですが、コロナ禍のなか、従業員による感染拡大を防ぐため、より管理を徹底させています。いずれにしても、お客様、従業員を含めて〝水際対策〟の徹底を今後も図っていきたいと考えております。
名称:株式会社新冠ヒルズ 新冠温泉レ・コードの湯
本社:新冠町
業種:サービス業
概要:平成10年にオープンした温泉宿泊施設。太平洋を望む高台にあるログハウス風の建物が特徴で、天然温泉が湧く。平日でも早朝から地元の人たちで賑わう。
H P : https://hotelhills.jp
TEL : 0146-47-2100