ニセコ町×AWL

最先端AI技術で、
人気リゾートの玄関口から
収益力強化に挑戦!

『ニセコ町』が持つ課題観光入込情報の
デジタル化・可視化

背景・具体的な課題内容

アフターコロナが見えているなか、観光業の復興は北海道全体の課題です。特にニセコ町では、農業と観光関連業に従事する人口の比率が他地域より多く、観光入込客数及び観光客の購買行動分析をより精緻に実施する必要があります。ニセコ観光の玄関口であり、農産物直売所が人気の道の駅ニセコビュープラザでは精緻化の観点から、目視でのアナログな観光入込客数カウントを行っていましたが、デジタルでのカウント手法を試みることで、観光客の行動をデジタルで分析することに挑戦します。

道の駅ニセコビュープラザ

目指すべき姿

  • ● 今まで目視計測だった観光客情報の可視化により、観光に訪れた人を浮き彫りにする。
  • ● デジタル技術を駆使し、観光客の満足度向上に向けた取組の推進を図る。
  • ● データ活用による観光地の持続的な活性化を目指す。
  • ● 道の駅「ニセコビュープラザ」の継続的な魅力・発信力アップにより、地域の収益力の最大化を図る。

『AWL株式会社(アウル)』の
ソリューション
DXを支援する低価格
デジタルサイネージ×
AIカメラソリューション

AIカメラソリューション
「AWL Lite(アウル ライト)」について

「AWL Lite」をサイネージと組み合わせて設置することで、来客者数のカウントや性別・年代の分析だけでなく、サイネージの視聴有無や視聴時間をリアルタイムに計測できます。人数だけでなく、興味をもった来客者の属性と視聴時間までを計測でき、これらを活用し観光客の属性や興味・関心の可視化や、視聴状況に合わせた広告などへの活用もできます。

『 ニセコ町』が持つ課題への解決

  • ● 目視計測だった「ニセコビュープラザ」において、施設入場者数をデジタル集計し、入場者数計測の省人化や来場者属性の可視化を実施。
  • ● 観光客の満足度向上と、トイレのみ利用者を他コーナーへ誘導するサイネージとその効果を可視化。
  • ● 各設置コーナーにて様々なコンテンツを表示・データ集計し、より効果的な広告を模索。「ニセコビュープラザ」の収益の最大化や地産商品のPRを促す。

DEMONSTRATION EXPERIMENT DEMONSTRATION EXPERIMENT 実証実験の結果

実証実験で行ったこと

道の駅の主要利用目的となる「トイレ」の利用者に対して、AIカメラ+サイネージを用いて、特産品販売所及び野菜直売所への回遊を促すコンテンツをトイレの前に表示し、その施策による人流誘導の効果を測定。また、各設置コーナーにて静的なコンテンツと動的なコンテンツを期間ごとに出し分け、各コンテンツの視聴傾向を比較し、コンテンツ施策の効果測定を実施しました。

打ち合わせ風景
トイレ前のサイネージ(タブレット)

実証実験の結果

人流誘導については、“広告なし/広告あり”の期間で比較をしたところ、“広告あり”の期間において施設内対象エリア(野菜直売コーナー)への入込比率が増加。視聴行動の変化については、コンテンツのクリエイティブの差による比較をしたところ、動的なコンテンツの方がより多くの視聴者が視聴し続けたデータを集計することができました。さらに視聴データと売上データを組み合わせることで、広告掲載の収益効果についても増加しました。

特産品販売所のサイネージ(タブレット)

今後に向けた課題、展開

今回は1ヵ月程度の短期間での効果測定だったため、さらに長期的にデータを集計することで、曜日毎やシーズン毎などの傾向値を把握し、より適切かつ効果的な広告掲載を模索する必要があります。他の施設でも同様な施策を行うことで、地産商品のPRや道の駅の活性化につなげたいと考えています。

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