コロナ禍の影響が大きい旅行業を軸に新事業へ進出 多角化へ

株式会社プレミアム北海道(札幌市中央区)

豆葉等商品

・2015年創業
・従業員6名
・プレミアム旅行の企画手配、​LOHABO不動産事業、豆葉・粉末豆乳・麻辣味噌の製造販売 等
https://www.premium-hokkaido.com/

コロナ禍によりインバウンド事業はゼロに

 影響は非常に大きく、旅行部門の売上は9割減、富裕層向けインバウンドは2020年からの2年間ゼロになりましたが、旅行業は地震といった災害等の影響も受けやすいことから、コロナ前から多角化が必要との思いはありました。

こうして「豆葉(加熱した豆乳をにがりで固め、シート状に圧縮した大豆食品)」に関する事業が動き出した時にコロナ禍が起きました。

以前から準備をしていた豆葉事業により新事業加速

この大豆関連事業を選んだのは、健康食としてのトレンド、SDGsの視点からみても大豆産業への期待度の高まりを見据えていたためですが、同社の豆葉は厳選された北海道産大豆100%を用い、「粉末豆乳」と「麻辣味噌」と同様に外部の製造協力を得て商品化しました。

自社ブランド食品としてオンラインショップでの販売も2020年9月より開始しましたが、コロナ禍で販売は逆に加速しました。また、2022年5月には豆葉等を使ったメニューを提供する飲食店「北豆印商店」もオープンしました。

飲食店の内観
飲食店の内観

LOHABO」事業によるワーケーション支援

あわせて「LOHABO(ワーケーション施設等の提供)」事業も始めました。コンセプトは「LOHAS」な働き方と生き方を提供するもので、札幌や白老等の施設に加え、遊北民(キャンピングカー)も提供しています。

現在はワーケーションが中心ですが、いずれインバウンド需要が復活したら、これら施設を転用したいとも考えています。

LOHABO施設
LOHABO施設

今後は旅行業1本だけでなく 旅行業を軸に新事業を展開

既存の旅行事業のスタッフの雇用は維持し、今後の復活が望まれるインバウンド受け入れに備えています。以前は旅行事業1本での経営でしたが、今後は豆葉をはじめとする大豆やLOHABO等複数の事業で展開していきます。

代表取締役 張 相律 様
代表取締役 張 相律 様

企業からひとこと

豆葉について、今回導入した本場である中国の製造機械は、渡航制限もあって対面での商談やテスト等が難しい状況でしたが、「先行者利益」を見込んで導入しました。このような状況では経営のスピード感も重要だと考えています。

2022年5月25日取材

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